Beauty総研

アカデミー

TOP > インタビュー ビューティウーマンインタビュー >  > Candi(福岡) 伊集院 彩さん

ヘアサロン領域

2014.02.26

~1人で見る夢 2人で見る夢 そしてこれからみんなで見る夢~
人気サロンGARDENで先輩だった鳥居敬介氏と結婚し、福岡で独立開業。
オープン1年で2店舗目を任され、走り続けた3年間。
いまは次の働き方を考える時期という伊集院さんに、女性美容師としての道のりを聞きました。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

第1章

インタビュー

PROFILE

伊集院 彩

1984年生まれ。アパレルの仕事を経て21才で美容専門学校へ。
卒業後GARDENに就職し、4年間の勤務ののち、夫の鳥居氏と福岡でCandiを開業。
同時にスタイリストとしてデビューする。近年はセミナーやヘアショーの仕事も増え、多方面で活躍中。

s-s-ijuin_main

ガーデンとの出会い 厳しく楽しい美容人生のスタート

 今も現役美容師として働くご両親の背中を見て育った伊集院さん。一度は別の職業につくものの、やはり美容師になりたいと21才で専門学校に入学。祖父の介護で忙しい母を支えつつ、3才年下の後輩に交じりながら地元の学校に通い、第一志望だったガーデンに見事内定。23才で上京しました。原宿の第一線で働いた感想は「予想どおりの厳しさ。でもそれ以上の楽しさ」だったそう。
 毎日イキイキと働く伊集院さんを見初めたのが、ガーデンの先輩の鳥居敬介さん。伊集院さんは鳥居さんから猛アプローチを受け、「仕事の邪魔をしないんだったらつき合ってもいいです」と答えたのだとか。「鳥居さんはサロンの中でも一番忙しく働いている尊敬できる先輩でした。自分も仕事に打ち込みたいから、彼氏は自分より忙しい人のほうがいいなって(笑)」
 その後、デビュー間近の伊集院さんに、鳥居さんは福岡での独立と共同経営を打診。27才の若さで独立開業することになりました。「新しい土地での開業に不安もあったけれど、やるしかない、の気持ち。三年間は休みを取らないつもりでオープンしました」
 そんな伊集院さんを待ち構えていたのは、新規集客の壁ではなく、スタッフ教育と組織づくりの難しさでした。
s-ijuin

守ってくれる人がいない 2人で組織を作っていく難しさ

  「独立して初めて、自分がガーデンでどれだけ守られていたのかがわかりました。ここでは守ってくれる先輩もいない、責任をとってくれる代表もいない。以前は後輩に興味がなく怒ったこともなかった私ですが、それでは済まされない」
 試行錯誤を重ね想いを共にできるスタッフを育ててきたさなかにネイリストが退職。それをきっかけに二店舗めを閉める決断をしました。
「三年は休まずに働くと決めて三年がたちました。この時期の店舗統合は自分の働き方を見直しなさいという思し召しかなと思って」
 最近、伊集院さんは「ばりばり忙しく働く自分」と、「お客さまが考える素敵な女性の働き方」のズレを感じはじめてきたそう。
「全人生を仕事に捧げるのもいいけれど、結婚して子どもがいても楽しく仕事を続けている自分を、お客さまにもスタッフにも見てほしいという気持ちが芽生えてきたんです」
 これからは仕事に対する時間を短く、濃密にしていくステージにしたいと思うようになりました。
 そんな伊集院さんの頭の中にあるのは、同じ美容師として尊敬する母の姿。「母は家事も仕事も楽しそうにパワフルに向き合っていた。そんな母みたいな素敵な女性になるのが、これからの目標です」

img_womanComment

伊集院 彩さん

「サロンの中で自分のポジションを確立すること」と、「サロンを自分で作ること」を比べると、圧倒的に後者が難しいです。だからもし今、サロンに不満があって独立したい人がいたら「まずサロンで自分のポジションを確立する努力くらいはしたほうがいい。それができない人に経営なんてできない」と伝えています。福岡にきて、私、ものすごく強くなりました(笑)。

1 2 3

関連記事

関連記事はありません。